漢方薬をきちんと漢方薬店で処方してもらい飲み始めて約1ヶ月が経過しようとしています。
色々と改善したい不調とかもあって集中して体質改善したいなと思ってはいたものの
どこに相談すればいいのかも分からず。
そんな中で信頼できる薬剤師さんと出会い、私の漢方生活がスタートしました。
私の不調や飲んでいる漢方薬、費用や効果などについて詳しくまとめてみました。
漢方に少しでも興味がある人の役に立てば嬉しいです。
漢方を飲むってそもそもどういうこと?

漢方薬と一般的に病院で処方されるお薬の一番大きな違い。
一般的なお薬が病気の症状に合わせたものである一方で、漢方薬は体質に合わせた薬である、ということです。
私の場合、母の病気が漢方でよくなった経験や、韓国で出会った韓方(ハンバン)の影響で私はもともと漢方に対するよいイメージがありました。
体質改善というか、即効性はないけれどもじわじわと体をいい状態に持って行ってくれる。そんなイメージです。
漢方といっても体質に合っていなければ副作用もあるし、アレルギーが起こる場合もあります。
やはり専門家への相談が大切!ということで、信頼している薬剤師さんの漢方相談を受けてきました。
漢方相談に行ってきました
今回行って来たのは、東銀座の漢方薬店kampo’sさんです。

薬剤師の山口りりこさんにはお仕事でも色々お世話になっています!
漢方相談カウンセリングの内容

kampo’sさんの場合、初回のカウンセリングは2時間見ていますとのこと。
カウンセリングシートに記入した内容を元にどんなことを改善したいのかを詳しく話していきます。
- 睡眠時間や質
- 食事の量や内容
- 排泄の回数や状態(便や尿)
- 生理の周期や量
- むくみ
などなどほんとに事細かく色んなことを聞かれました。
今後妊活を予定していることもあり、最初は体の冷えとか改善されればいいな~という感じでした。
話しているうちに出てくるわ出てくる・・・(´・ω・`)
ホントに自分でも気づかなかった不調(もう慣れっこになっててこんなもんかと思っていた)にも気づくことができました。
そして自分のこと私、全然分かってなかったな、と。もっときちんと自分のことは自分でいたわって、健康にしてあげなきゃいかんな、と反省しました。
とにかく私はストレスが酷い肝鬱タイプなので、そこにまずアプローチしましょうとなりました。
処方されたのは逍遥散

ここ何年かの私は本当に気分の浮き沈みが激しく、ため息をついたり、鬱々と思い悩むことも少なくありませんでした。
私は会社を経営しているので、ストレスも多くこんなもんかと思っていたのですが、
「きっともっとパフォーマンス上がりますよ!」と選んでいただいたのが逍遥散という漢方薬でした。
構成生薬は、
- トウキ
- シャクヤク
- サイコ
- ビャクジュツ
- ブクリョウ
- カンゾウ
- ショウキョウ
- ハッカ
東洋医学では「肝」は肝臓のことだけではなく自律神経系のことも指すのですが、
肝を流す(疏肝)にサイコやハッカなどの生薬が効果的なんだそうです。
トウキやシャクヤクは漢方ではお馴染みの血を補う、女性によく使われる生薬。ビャクジュツやブクリョウは胃腸の水はけをよくしてくれるのだそう。
これを1日3包づつ、食前に飲みます。
1ヶ月漢方を飲んでみた効果は?
漢方を飲み始めてもうすぐ1ヶ月くらい。少しづつですが、効果を感じ始めています。
まず、ため息の数が減り、気分が沈むことが減りました。
もちろんストレスが全くゼロになる訳ではないので、落ち込むこともあります。
けど理由もなくため息をついたりすることが減り、悩んでいた入眠に関する問題も改善してきました。
色々と考えだすと、眠れなくなり明け方4時、5時まで眠りに付けないことが多かったんです(^^;
それがだいぶ減りましたね~。
漢方の気になる費用ですが、私の場合1ヶ月分3万円ほどで決して安くはありませんでした。
だいたい漢方薬店で処方してもらうと、形状や内容によって差はあるかもしれませんが、1ヶ月1万円~3万円くらいのコストがかかるのです。
漢方ならドラッグストアで1,000円くらいで売ってるじゃん!と思われるかもしれませんが、最初にも説明したように、漢方は体質に合わせたお薬なんです。
なので、こうやってじっくり話聞いてもらって私の体質に合わせたものを選ぶ大切さを知りましたし、ここ最近の調子のよさを考えると3万円は決して高くないなと思います。
今後も続けてみてもっと毎日心地よく過ごせる状態になっていきたいな、と思います。
まとめ
今、病院にいっても病名がつかない不調って多くの人が抱えていると思います。いわゆる未病というやつです。
私も5年くらい原因不明の喉の不調に悩まされたことがきっかけで、漢方への興味が強くなり、日本薬科大学の漢方アロマの社会人講座に通ったり、中医学のセミナーを受けたり本を読んだりと勉強するようになりました。
そんな中で、東洋医学的な養生セルフケアの考え方って現代人こそもっと活用すべきだ!という考えが強くなりました。
もちろん薬としての漢方薬を飲むことだけが全てではなく、薬膳とか鍼灸とかお茶とか取り入れ方は色々あると思います。
けれど、ずーっと悩んでいる慢性的な不調とか、改善したいと思っている具体的な症状があるなら、漢方薬を飲むことは選択肢のひとつになるのではと思います。
漢方の始め方について薬剤師の山口りりこさんにお話を聞いた動画をYouTubeにアップしているので、興味ある方はよかったらチェックしてみてください(^^)/

MEGURIEは韓国コスメを試しまくった管理人が開発した和漢のスキンケアブランド。
人々の暮らしに根付いた韓方(ハンバン)のエッセンスを取り入れるために美容がご専門の女性韓医師に和漢素材を監修してもらいました。
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