ピョンガン韓医院が開発した韓方コスメピョンガンユル。
最近は免税店でも買えるようになったので、見たことある方もいらっしゃるかもしれません。
先日韓方のイベントにてピョンガンユルのトナーやサンプルをいただいたので、使ってみました。
ピョンガンユルのスキンケアの使い方や順番、成分など詳しく解説します。
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ピョンガンユルってどんなブランド?
ピョンガンユルは韓国のピョンガン韓医院が開発したスキンケアコスメです。
ピョンガンユルの特徴は、
- 肌に必要な最小成分だけのシンプル処方
- 色や香りはつけない
- EWG3等級以下の信頼できる成分のみ使用
- ピョンガン韓医院の40年間積み上げてきたオリジナルの韓方レシピ使用
などです。
EWGというのはアメリカのEnvironmental Working Groupという非営利の環境保護団体です。
食品や化粧品の添加物などについて有益な情報を提供しています。
EWGの等級は1~10まであり、数字が低くなるほど刺激が低くなっています。
ピョンガンユルは全成分の55%がEWGで1等級の原料を使用。全体でも3以下しか使っていません。
大韓皮膚科学研究所にてテストした結果、全25製品中、23種類が無刺激、2種類が低刺激と判断されています。
ピョンガンユルの成分
ピョンガンユルのブランドページを見ると、「製品本来の機能と関係ない色や香りは捨てた」と表記がある通り、香りも色もないシンプルな化粧品です。
例えば、ピョンガンユルで一番人気のエッセンストナーの成分を見てみると・・・

こちらの7成分のみ。

左上から下、右上から下の順で訳してみます。
- ファンギ(韓方の薬剤)抽出物⇒皮膚保護
- BG(ブチルレングリコール)⇒皮膚保湿
- ヒドロキシエチルセルロース⇒皮膚柔軟化
- アルギニン⇒皮膚保護
- 1,2-ヘキサンジオール⇒防腐剤
- ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン⇒皮膚保湿
- カルボマー⇒乳化安定
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシランは皮膚保湿と書いてありますが、実際のところ界面活性剤ですね。
EGWの等級も3とひとつだけ高めになっています。
成分が7つだけなんてすごくシンプルな構成ですよね!本当に必要なものだけ入れるという強い意思を感じます。
このトナーの一番のポイントは、精製水ではなく、ファンギの抽出物だけで構成しているところですね。
全体の90%がファンギの抽出物だそうです。そこが最大のポイントと言ってもいいかもしれません。
ピョンガンユルのスキンケアラインナップ&使い方と順番
ピョンガンユルはスキンケアのベーシックラインだけでも23種類もあるんですね。
どれもシンプルなパッケージなので、どれがどれだか分からなくなってしまいます(^^;
セットになっているアイテムを基本のアイテムとみるならば、保湿と水分セット2種類です。

- エッセンストナー
- モイスチャーセラム
- モイスチャークリーム

- ミストトナー
- モイスチャーアンプル
- ニュートリションクリーム
また、一番人気のエッセンストナーのページをみると、
- エッセンストナー
- ニュートリションクリーム
- バランシングジェル
- オイル
の順で紹介されています。
皮膚タイプやニーズに合わせてチョイスしてみてください♪
ピョンガンユルのスキンケア使ってみました
韓方の医療ツアーのイベントでピョンガンユルのサンプルをいただいたので使ってみました。
エッセンストナー
一番人気のエッセンストナー。

100ml入りの小さいサイズをいただきました。これで13,000ウォン(約1,300円)です。
トナーというからシャバシャバ系かと思いきや、テクスチャーとしてはかなりとろみがあります。

じっくり丁寧に手で入れてあげると、しっとり♡
お肌がふんわりするのを感じます。
モイスチャーラインのサンプル
保湿のセットにセラムがプラスされたサンプルセットもいただきました。

まず、ミストトナー。
こちらはエッセンストナーとは違い、シャバシャバタイプの化粧水でした。

本品だと、ミストになっているので使い勝手よさそうです。
続いて、モイスチャーセラム。

とろみがあるけれども、手のひらからこぼれそうになるタイプのミルクです。
オウレンという和漢成分が主成分。その香りなのか成分の独特の香りがします。
続いて、モイスチャーアンプル。
こちらはオイルのようなテクスチャー。

馬油のような、ちょっとオイルっぽい香りが気になりました。個人的にはちょっと苦手な香り。
塗った瞬間はべた付くかな?と思いきや、浸透させると割とさらっとします。
アンプルの主成分もオウレンの抽出物です。オウレンには、外部環境により上がった皮膚温度を下げてくれる効果があるそうです。
そして最後に、ニュートリションクリーム。

軽いテクスチャーで、水分感もほどよく伸びのいいクリームです。

ファンギの抽出物が主成分で、シアバターなど油分も入ってますので、しっかりと保湿してくれます。
シャンプーなどボディーケア品も
白のパッケージがボディケア品のサンプルみたいです。
ボディ用クレンザー。
泡立ちとしては水分が多めで、もっちり泡という感じではなくスカスカタイプの泡でした。

洗い上がりはさっぱり。つっぱる感じもしません。
ローションもサンプルいただきました。

ローションといっても内容としては水分クリームとミルクの中間みたいなテクスチャーです。

スベリヒユの抽出物が配合されていて、顔にも体にも使えて、赤ちゃんにも使えるそうです。
個人的にはこのローションが一番気に入りました!本品だとポンプ式になってます。
ピョンガンユルを使ってみた評価・まとめ

全体的な感想として、個人的には割と好きな化粧品です。
成分にこだわっているというのが、サイトなど見てもよくわかります。
ここまで丁寧にそして透明性をもって成分を紹介している化粧品も珍しいかなと思います。
価格帯も良心的でコスパもいい。使用感もシンプルですし、翌朝の肌の感じも悪くありません。
ただ、ここのシンプル過ぎるという点で、意見が分かれるかな、と。
私は、合成香料ではないローズやハーブなどの香りの化粧品も大好きで、よく使います。
ふわっといい香りに包まれて、使ってるだけでテンションが上がるようなコスメ。
ハーブなどのいい香りは脳を刺激して、女性ホルモンにも働きかけてくれます。
癒しの効果もあるし、ストレスを和らげて自律神経を整えてくれたりと、メリットもたくさんあります。
なので、ピョンガンユルの使用感は・・・シンプルすぎるんですよね(;´・ω・)
化粧品を使う時のワクワク感、スキンケアでキレイになる!っていうような高まりはあまり感じられませんでした。
でも、正直こればかりは好みの問題だと思います。
コスメに香りが付いてるのがイヤという人もいると思うので、そういう方には向いてると思います。
韓方コスメだけど、薬草っぽいニオイもしないし、私はハヌルホスよりは好きかな♪
(香料などは入ってませんが、原料の香りがするので全くの無臭ではないです)
ピョンガンユルの店舗・買える場所
今現在ピョンガンユルの取扱があるお店は以下の3か所です。
- ピョンガンドウォン(韓方茶カフェ)
- ピョンガン韓医院瑞草店
- スパヒュジレ(エステ・スパ)
免税店にも入店しているのでかなり買いやすいですね。日本からも通販やアマゾンなどで購入可能です。
記事作成時の情報なので、最新の店舗情報は公式で確認してください。
詳細▶ピョンガンユル公式ページ(韓国語)

MEGURIEは韓国コスメを試しまくった管理人が開発した和漢のスキンケアブランド。
人々の暮らしに根付いた韓方(ハンバン)のエッセンスを取り入れるために美容がご専門の女性韓医師に和漢素材を監修してもらいました。
畑からこだわった素材や韓国コスメのようなもっちり感などこだわりを詰め込んでいます♪